数年前は変動金利派は少数派でした。
しかし、今や変動金利は多数派になったようですね。同じようなことを考えている方が多いようでなによりです。
さて、変動金利を借りてみると、その後、繰上げ返済、貯金、投資と選択に迷うときが多々ありますよね。管理人自身は繰り上げ返済を余儀なくされているので、投資に対してはほぼてをこまねくしかないのですが、5年位寝かしておける余裕資金は米ドルを買うのに適していると思います。
あまりにこの思いが強いので、最近、少しだけ米ドルに換金してみました。ほんとに少しなので、たいした利益はでないのですが、真剣さがさらに増します。
一方、
『今、米ドルを買うのは控えたほうが良い。』
とのご意見もよく耳にします。
現在の円高の進行は恐ろしいものがあります。これほどの円高になったのは1995年以来ですから、この先がどうなるのか予想するにもサンプルが少なくて困ります。
さらに、
『1ドル70円台までいくんじゃないか。』
とか、
『90円でも円高ではないんだ。』
なんて声も聞こえます。ミスター円こと榊原英資氏もそのようなことを発言されているので、現在の米国経済の混迷の延長にはそのようなこともありえるのでしょう。
とはいうものの、家庭の投資において、米ドルを購入するのを不適切と考えるのは早計だとおもいます。
機関投資家であれば、半期なり1年なりで結果を出すことが求められていますので、2009年度内に70円台まで円高が進むのか、それとも反転するのかといったことに大騒ぎしてもおかしくありません。
しかし、家庭であれば、1年結果がでなくても、5年待って上昇していれば何の問題もありません。
ちなみに、1ドル90円で1000ドルを購入しておけば、1ドル110円になったときに1100000円が手に入るわけです。110円になるまでに5年かかったとしても、年利は4%を超えます。
繰上げ返済以上の効果がでる可能性は十分あります。
a)オバマ政権では、強いドルへの政策を実行しそうであること、
b)大統領の最初の任期は4年であること、
c)4年以内に米国経済も復調にむかいそうであること、
d)為替には周期性があること
を考慮すると、5年後を考えてドル購入することは悪くない選択肢だと思います。
チャンスがあったらさらに買い増してみようと思います。
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2009年1月28日水曜日
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