2008年10月12日日曜日

変動金利とは

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★ 変動金利とは
 住宅ローンの金利タイプの一つで、固定金利に対して変動金利といわれる。
 一般的に、年2回、金利の見直しが行われる。一方、返済金額は、5年に一度見直される。
 固定金利と比べると、ローン計画を立てにくく、金利上昇に対するリスクが大きい商品である。
 その一方で、市場の金利が下がれば、ローン金利も下がるため、金利が下降局面である場合に薦められることが多い。

★ 変動金利の基準
 日銀の政策金利(無担保コール翌日物の誘導目標金利 2008/10現在 0.5%)を基準に設定されていて、各行とも、店頭金利は同様である。(2008年10月現在、2.875%)
 しかし、近年、各行による金利優遇競争が活発になっており、実質的な借り入れ金利は、各行により異なるものになっている。(住友信託銀行は、借り入れ全期間1.4%優遇を行っている。2008年10月現在)

★ 現在の日本情勢と変動金利
 中長期的に金利上昇局面にある日本において、安全サイドにたてば、固定金利が有利である。
 一方で、変動金利を活用すると、当初の月々の支払い金額を抑制できるので、金利が低いうちに十分な繰上げ返済を行うことが可能になり、効果的に元金を減少させて金利上昇時の影響を緩和させる手法がある。
 この手法を使うと、月々の平均支払額や、総支払額において、固定金利よりも低廉になる場合もある。
 この手法は、金利上昇時期が遅れるほど、繰上げ返済金額が多くなるほど、効果を発揮する。

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