横浜市の住宅価格の動向を考えていると、横浜市の人口の推移も気になります。
人口が増えれば人気エリアの価格は高い水準となるでしょうし、その逆も然りです。
市の予想をみてみると、2020年頃まで横浜市の人口は増加するものの、その後は
微減となるという予想のようです。
この予想を信じるとすると、ここ10年以内に住宅購入を検討することになる世代に
とっては、人口減少による価格低下の恩恵はあまり受けられないのではないかと
考えています。
<http://www.city.yokohama.jp/me/stat/shourai/jinkou.xls>
それから気になるのが、本当に人口がこのように減少するのかということです。
現在少子化が進んでいることは間違いありません。これから子供を生もうとして
いる世代として、少子化は避けられないことを確信しています。2人の子供を生んで
育てた場合の負担は、普通のサラリーマンが受忍するにはあまりにつらいですから。
うちも嫁は二人ほしいといっていますが、私が断固一人子を主張しています。
ではなぜ、横浜市の人口減少シナリオに疑問をもっているのか。
それは日本の成長と移民政策です。
日本の出生率が下がることは間違いありませんが、日本の国の成長を維持し、
適切な社会システムを維持していくには、優秀な人材をどんどん日本に受け入れて
いくべきであることは間違いないと信じています。
自民党も移民政策を活発にすることを提言しておりますし、現実味がどんどん増しています。
このような状況を考えた場合、横浜市は人口を減少させずに、成長を維持させていくことが
できるのではないかと考えています。
特に、横浜市には、
a) その名前が持つブランド、
b) 昔から海外の方を受け入れてきたイメージ、
c) 港がある
d) 羽田空港に近い(国際化する流れ)、
e) 企業が多く集まっている(集めようとしている)、
f) 力のありそうな大学もある(慶應や横国)
など、文化、経済、研究によって人を集める力が今後も育つのではないかと
期待しています。
そのように考えると、日本の移民政策とあいまって、横浜の人口は、横浜市の試算よりも
増えていく方向にあるのではないかと考えています。
以上のことから考えると、10年後も、人気エリアの価格が急激に下がることはないと
予想されますので、10年待って購入ということもあまりないのかなと考えています。
ブログランキングに参加しています。応援いただける方は本日のClickいただければ嬉しいです。
→ ポータルへ
0 件のコメント:
コメントを投稿