最近投資欲にかられたりすることはありませんか?
管理人はあります。
株、外貨が軒並み安く、先進国の貨幣がこぞって低金利。次のグローバブルバブルが始まりつつある気配を感じます。(この本おもしろかったです。次のグローバブルが始まった! -国際マネーはこう動く。山崎 養世【著】
朝日新聞出版 (2008/07/30 出版))
この不景気は、投資にとっては種を仕込む良い機会に違いありません。
しかし、景気回復とともに金利が上昇すれば、住宅ローンの支払いが高くなります。
住宅ローン債務者にとっては、どこまで繰り上げ返済して、どこから、投資を行えばよいのか判断に迷うところだと思います。
利率だけを言えば、住宅ローン金利を上回る額で長期運用することは可能だと思います。住宅ローンの利率を今後35年という長期でみれば、年利は平均して、2.5%~3%の間に収まるものと予想します。住宅ローンの35年固定金利もその位ですよね。
毎年、2.5%~3%の利回りで資産を運用することは、それほど、無理な話ではありません。
たとえば、今後10年の間に、
a) 割安の株を購入する。
b) 1,5倍程度になる時期に売却する。
c) しばらく株が割安になる時期を待ち、株を購入する。
このことを、10年ごとに繰り返しておけば、40年経てば、元金は、5倍に膨れ上がります。この場合の利回りを年利に直すと、4%程度です。
管理人の投資欲も膨らむわけです。
しかし、この計算は、一度も失敗しないという前提で計算していますから、思い通り年利4%の結果がでるとは限りません。
また、株の購入時期や売却時期は、自分が換金したい時期や余裕ができる時期とは独立して考えなければならないことを肝に銘じておくべきです。
自分が換金したい時期に、保有株が割安になってしまえば、思い通りの利回りを確保することはできません。
けっきょくのところ、投資の方がお得になる可能性はあるものの、リスクが大きいので、繰り上げ返済をするか、投資をするかの判断は、"その繰上げ返済が、今後の生活への影響を考えた場合に重要か否か"という基準で判断すればよいことになると思います。
たとえば、手元に100万円があったとして、このお金を繰り上げ返済に充てておかなければ、後々支払い額の面で非常につらくなるのだとすれば、着実に繰上げ返済をしておくべきでしょう。
その一方で、手持ちの100万円を繰り上げ返済に充てずに、月々の支払額が上昇してしまったとしても、その額は大して気にならないというのであれば、住宅ローン以上の利回りを求めて、投資を行う、というのはありだと思います。
このように考えた結果、管理人自身は、当面繰上げ返済をしておくことにしました。
投資に失敗して、さらに、金利が上昇してしまった場合、今の管理人にはとても厳しい。。
ただ、今後は具体的な状況を考えながら、投資の余地を探っていきたいとも考えています。
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2008年12月27日土曜日
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